コミュニケーションのないところに絆は生まれない。
新規顧客、つまり葺き替えをしたいと思っている新しいお客さんに出会い、そして仕事を依頼されたいですよね。でも、いきなり見つけることは難しいです。飛び込み営業をしたり、ホームページやチラシで宣伝し、相手にこちらを見つけてもらうという方法もありますが、やはり一番効果的なのは、「口コミ」です。
口コミという手段で、お客さんがお客さんを呼んでくれるとなるのが間違いなく1番です。紹介してくれるお客さんもあなたの仕事や、あなた自身を気に入ってくれたということ。これほど嬉しいことはありません。
しかし、その口コミという仕組みを創るのに、いろいろな条件があります。
一つはあなたが誠実な対応をしたということ。もう一つは丁寧な仕事をしたということ。これは基本ですね。当たり前のことを当たり前にするという最も大事なことが二つあります。しかし、口コミという「仕組み」を創るには、もう一つ必要な条件があります。
それが
お客さんとの適切な接触頻度
実はこの接触頻度、僕らの業界で口コミを創ろうと思ったら相当重要な要件になります。
屋根は、葺いた瞬間からその事実を忘れていきます。
お客さん、葺いたときはすっごい満足したり、綺麗になった屋根を見て感動してくれます。あなたが誠実な対応してくれた・・・、そのこと自体にも感動し、あなたに、あなたの会社に頼んでよかったと思ってくれるでしょう。
しかし、
本当に忘れます。日々の暮らしの中で、その事実は忘れ去られていくのです。もう屋根のことで悩まないという状況は、屋根のことを考える必要がないということ。
毎日屋根をみて、
ああ、きれいになった。
もう悩まなくていい。
あの人に頼んでよかった。
そんな人、ぜっっっったいにいません。
だから、忘れ去れないように、適切に「出会う」必要があるのです。
そこで大事になってくるのが、「ニュースレター」や「お手紙」です。最も効果的なのは、2ヶ月に一回くらいお邪魔して、気になるところはないですか〜とか、雑談とかでコミュニケーションを取ることだと思いますが、それもなかなか時間が許してくれないでしょう。となると、やはり、あなたのかわりに出会ってくれる「何か」が必要になってくるのです。
となると、ニュースレターやお手紙がベストです。施工をしたときに、最大限の力でお客さんのことを考えて行動し、ニュースレターで、
僕は他のところでも頑張っていますよ〜とか
おかわりないですか〜とか
ゆるくても、お客さんとコミュニケーションを取り続けることです。
これは、すぐに効果が出ることではありませんし、しんどい作業です。しかし、これを続けることは絶対にあなたの将来の財産となります。ぜひ、実行してみてください。
これからは、ニュースレターやお手紙に困っている方向けに、もっと記事を書いていこうと思います。参考にするなり反面教師にするなり、あなた自身の捉え方をしてください。そして、あなたらしく、たくさんのお客さんを幸せにし、たくさんの報酬をいただく。そんな仕組みを創ってくださいね(^^)