真面目であることの限界
大変美味しゅうございました。
いや、もうありえへんくらい美味しい!なんじゃこりゃ!!!
どっちの表現が美味しそうだと思いますか?僕なら、後者の方が美味しく食べている感じがします。
素晴らしく丁寧な言葉で、自分を、会社をアピールしようとしている人がいます。往々にしてその伝えている内容は事実でない場合も多いし、本当に事実であるとしても、丁寧な言葉ってのはなかなか相手に伝わるものではありません。
そもそもこの料理は美味しそうには見えないかもしれませんが、そこはお許し下さい。僕が作った男のテキトー料理です。
ちょっとこの例は逸脱し過ぎてるかもしれませんが、丁寧に、丁寧に書いたからといって、相手に伝わるとは限らない。その理由は、自分の言葉ではないからです。普段使わない言葉で相手と接しても、なかなかうまくいかないのです。
もっと個性を。もっと遊び心を。
相手を敬いながら、謙虚に感謝の気持ちを持ちながら書くならば、表現方法なんて気にしなくていいのです。自分の言葉で表現すればいいのです。
そもそもが信用の問題なんです。ホームページもBlogも、Facebookも、集客を考えて書いているのなら。
人は人を見ます。どんな人に頼もうかと考え、それをチェックします。とにかく真面目に書いてあるトコ、真面目だけでなく遊び心も取り入れながら書いてあるトコ。どっちの人に会いたいですかって話なんです。
会社の強みって、そういうとこだと思います。特に僕らのような小さい個人や会社は。商品(瓦)なんてみんな同じ。サービス(施工)も違いはなかなか明確に出来ない。とするならば、結局は人格なんです。どんな人かってことなんです。だったら、楽しそうな人に頼みたいじゃないですか。
これは大手は絶対に出来ないことなんです。こんなおバカな勝負はできないでしょ(笑)
真面目だけの人には頼みません。
おバカな人にも頼みません。
真面目かつ、真面目に不真面目が出来ている人が選ばれる。
そんな時代。
そう思いませんか?
いろいろ考えて、
大変美味しゅうございました。
を選ぶのも、また面白いかと思います。